2024年パリオリンピックで女子柔道57キロ級の日本代表出場を決めた舟久保遥香(ふなくぼはるか)選手!
前回の東京オリンピック代表は逃しましたが、着実に力をつけてパリオリンピックへの出場権を手に入れました。
今回はそんな舟久保遥香選手の学歴(中学・高校)や、柔道経歴について調べてみました!
舟久保遥香選手の学歴まとめ!
小学校
- 富士吉田市立 明見(あすみ)小学校 (山梨県)
舟久保選手は6歳の時に柔道を始めています。
友達が柔道をやっていたのを見て「楽しそうだな」と思ったのが始めたきっかけで、最初は柔道をしているというより、遊んでいるような感覚だったそうです。
好奇心から始まり、オリンピック選手にまで上り詰めた舟久保選手、とてもかっこいいですね!
中学校
- 富士吉田市 私立富士学苑中学校(山梨県)
柔道を強くなりたいという一心で、富士学苑中学校へ入学したという舟久保選手。
中学2年生の時に膝のケガをきっかけに筋トレをするようになったようで、最低でも1日1000回の懸垂をこなしていたそうです。
今の仕上がった体は、中学生の頃からの筋トレの賜物といえるのではないでしょうか。
そんな舟久保選手も入学してすぐは、なかなか成績を残すことができませんでした。
初めて優勝したのは中学3年の時、舟久保選手の地元の山梨県で開催された関東大会。
国士舘高校の佐藤晴菜選手を破って見事優勝を飾っています。
高校
- 富士吉田市 私立富士学苑高等学校(山梨県)
中学と一貫の富士学苑高校へ進学した舟久保選手。
高校時代の練習について
「きつかったけど、みんなで一生懸命目標に向かってやるっていうのは今にはないものなので、本当に楽しかったです。」
NHK
と語り、重要な時期だったと振り返っています。
普段から指導をしていたコーチは舟久保選手のことを「まじめで粘り強い選手」と評価しており、この言葉から舟久保選手の柔道に対するストイックさと熱い姿勢が伝わってきますね。
舟久保選手か可愛い顔をしながらも筋肉ヤバいらしい!
舟久保遥香選手の高校
舟久保遥香選手は富士学苑高校へ進学しました。
富士学苑高校は山梨県富士吉田市に1957年(昭和32年)2月に設立された、中高一貫の高等学校です。
偏差値は60。
富士学苑高校出身の著名人は
- 外処 茅優(とどころ ちひろ) : 柔道選手
- 結城 綾乃(ゆうき あやの) : 柔道選手
- 渡辺 聖未(わたなべ きよみ) : 柔道選手
- 黒田 亜紀(くろだ あき) : 柔道選手
- 杉田 勇(すぎた いさむ) : プロ野球選手
- 佐藤 梓(さとう あずさ) : バスケットボール選手
などの方々がいます。
多くのスポーツ選手が輩出されているのがよくわかりますね。
それほどスポーツに力をいれている学校なのでしょう。
舟久保遥香選手は大学に進学した?
舟久保選手は大学には進学していません。
富士学苑高校を卒業後は「三井住友海上」へ入社しています。
三井住友海上は1989年(平成元年)9月に創部、実業団女子柔道部の先駆け的な存在です。
舟久保選手は三井住友海上を選んだ理由を
”世界で勝つことを目標にしている選手ばかりで、レベルの高い環境に身を置いて自分を磨きたいと思ったから”
と語っています。
ストイックでとてもかっこいい考えですね!
舟久保遥香選手の柔道経歴を調査
小学生時代
- 2年生 県大会 優勝
舟久保選手は小学校卒業まで山梨県トップでしたが、全国大会での成績は振るわなかったということです。
柔道を始めたばかりでの優勝!
もって生まれた才能なのかも
中学校時代
- 2年生 全国中学校柔道大会 57キロ級 5位
- 3年生 関東大会 優勝
高校時代
1年生
- 全日本カデ 2位
- アジアカデ 優勝
2年生
- 全日本カデ 優勝
- 全日本ジュニア大会 優勝
- 世界ジュニア大会 優勝
- 全国高校選手権個人戦 優勝
3年生
- ロシアジュニア国際大会 優勝
- 関東大会 優勝
- 全日本ジュニア大会 優勝 (JOCジュニアオリンピックカップ受賞)
- エクサンプロヴァンスジュニア国際大会 優勝
- ヨーロッパオープン・ソフィア大会 優勝
高校時代は向かうところ敵なし状態!!
社会人時代
2017年
- 講道館杯全国体重別選手権大会 5位
- 2017世界ジュニア柔道選手権大会 優勝
- 第54回東日本実業柔道団体対抗大会 優勝
- 全日本選抜柔道体重別選手権大会 2位
2018年
- 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 2位
- 2018世界ジュニア柔道選手権大会 優勝
- 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会 2位
- 第18回アジア競技大会(男女混合国別団体戦) 優勝
- 2018グランプリ・ザグレブ 3位
- 第68回全日本実業柔道団体対抗大会 優勝
- 全日本選抜柔道体重別選手権大会 2位
- 2018ヨーロッパオープン・ローマ 優勝
2019年
- 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 2位
- 第56回東日本実業柔道団体対抗大会 3位
- 第69回全日本実業柔道団体対抗大会 2位
- 2019グランドスラム・エカテリンブルグ 3位
2020年
- 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 3位
2021年
- 2021グランドスラム・パリ 優勝
- 全日本選抜柔道体重別選手権大会 優勝
2022年
- 2022グランドスラム・東京 優勝
- 2022グランドスラム・ハンガリー 優勝
- 第72回全日本実業柔道団体対抗大会 優勝
- 全日本選抜柔道体重別選手権大会 優勝
2023年
- ワールドマスターズ・ブダペスト 3位
- 全日本実業柔道団体対抗大会 2位
- グランドスラム・パリ 3位
- 世界柔道選手権大会(男女混合団体戦)優勝
2024年
- グランドスラム・タシケント 2位
学生時代も、社会人になった今も素晴らしい実績を残している舟久保選手ですが、今回のパリオリンピックではどんな試合を見せてくれるのでしょうか。
とても楽しみですね。
まとめ:舟久保遥香選手は寝技を武器にパリで金メダルが期待される!
今回は、舟久保遥香選手の学歴や柔道経歴について調べてみました。
まとめ
- 友達の影響で6歳から柔道を始めた
- 柔道を強くなりたいという思いで富士学苑中学校へ進学
- 1日1000回の懸垂をこなしていた
- 大学には進学せず三井住友海上へ入社
舟久保選手といえば得意技の「舟久保固め」が有名ですね。
オリンピックで「舟久保固め」を見ることはできるでしょうか。
オリンピックでの試合や、これからの活躍にも期待したいですね!