競輪界の超スーパールーキーとして、パリ五輪日本代表選手にも選ばれた中野慎詞(しんじ)選手。
憧れのプロ選手がフェラーリに乗っていたのがカッコよくて、競輪選手を目指したというユニークな選手でもあります。
そんな中野慎詞選手の父親が、競輪界男レジェンド・中野浩一さんではないか?という噂があったので、中野選手の家族情報もあわせて調べてみました。
【競輪】中野慎詞選手の父親は中野浩一さんではない!
ズバリ、競輪選手の中野慎詞選手と元競輪選手の中野浩一さんは親子ではありません!
中野慎詞選手の父親は一般の方です。
中野浩一さんと言えば、日本競輪界のレジェンド・ミスター競輪として知られていますが、このお二人は苗字が一緒というだけで血縁関係はありませんでした。
ただ中野選手は同じ苗字がということで、高校時代がら『中野2世』と呼ばれていたといいます。
ご本人もそこは意識されており、中野浩一さんの名に恥じないように頑張りたいと答えていました。
では次に中野慎詞選手の、本当のご家族について紹介していきます!
中野慎詞選手の弟も現役大学レーサー
まずは中野選手の弟さん、中野大詞(だいじ)さんについて紹介します。
中野大詞さん
- 2002年4月24日生まれ
- 早稲田大学スポーツ科学部
- 175cm
- 紫波総合高校卒
中野大詞さんは、現在早稲田大学の自転車部男子・主将を務めています。
兄・慎詞選手曰く、弟・大詞さんは脚質が真逆で、お兄さんと競技内容はかぶりたくないということもありロード(一般道を走る)を選択したようです。
弟の大詞選手もルーキーとして競輪界で期待されている選手です。
兄・慎詞選手とは3つ差なので、もしかしたら今後のオリンピックで兄弟そろっての出場もあるかもしれませんね。
中野慎詞選手の両親や家族について
家族構成
- 父親
- 母親
- 姉
- 中野選手
- 弟:大詞さん
続いて中野選手のご両親やご家族について、詳しく紹介します。
中野慎詞選手のご両親
中野選手の地元は岩手県花巻市です。
実家は、農家を営んでいるということでした。
ご両親について詳しい情報はありませんが、中野選手は雪国に生まれたこともあり3歳からアルペンスキーをしていたそうです。
もしかしたらご両親もスキーが得意なのかもしれませんね。
ちなみに中野選手は小学生の時にアルペンスキー日本一!
中野選手とご両親のエピソードがいくつかあるので紹介しますね。
父親とのエピソード
- 野生児でがガキ大将だった中野選手は学校からよく電話があり、そのたびに怒られていた
- 実家の耕運機を横転させたり、マフラーから水を入れて父親にこっぴどく叱られていた
- 小4のアルペンスキー全国大会で優勝したら「ロードレーサー」を買うと父と約束、本当に優勝した
母親とのエピソード
- 中野選手を初の自転車大会に誘ったのが母親
- 参加者は全員ロードレーサーで中野選手だけカゴ付きチャリ、母が場違いだから帰ろうというも強制参加して約30人中9位という快挙
- 中野選手の問題児具合を心配して、チームスポーツはやらせないと決めていた
中野選手は自分でも語っているように、少年時代は本当にやんちゃだったそうです。
学校からの電話は当たり前で、呼び出される日々。
そんな中野選手を辛抱強く育てられたご両親は、とても愛情深い方たちなのだろうと思います。
高校時代に中野選手を取材した人は、礼儀正しい好青年!ってべた褒めしてた
>>中野慎詞選手の詳しい学歴(中学・高校)についてはこちらの記事をどうぞ。
中野慎詞選手の兄弟について
中野選手の弟・大詞さんは先ほど紹介しましたが、中野選手にはお姉さんもいます。
お姉さんは薬剤師さんということで、中野選手もお姉さんに摂取するについて相談することもあるんだとか。
またお姉さんは慎詞選手の影響で、過去に「スポーツファーマシスト」を目指されていたんだそうです。
現在どうされているのかは分かりませんが、もしかしたらスポーツファーマシストとして、お仕事されているかもしれません。
小原佑太選手の他にも競輪界ではイケメンでもあり実力も高い小原佑太選手も一緒にパリ五輪選手として選ばれています!
中野慎詞選手のプロフィールや経歴
中野慎詞選手のプロフィール
名前 | 中野 慎詞 (なかの しんじ) |
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生年月日 | 1999年6月18日 |
年齢 | 25歳 |
出身 | 岩手県花巻市 |
身長/体重 | 176cm/83kg |
所属 | チーム楽天Kドリームス |
生い立ち・経歴
中野選手の競輪選手になるまでの生い立ちや経歴を時系列で紹介します。
幼少期~中学生
- 3歳からアルペンスキーを始める
- 小学3年生で自転車の大会にカゴ付き自転車で初出場
- 同時期に師匠:佐藤友和さんのG1大会を見て競輪選手に憧れる
- 小学4年生でアルペンスキー日本一
- 中学生では冬はアルペンスキー、夏は陸上部として活動
高校生
- 自転車競技部がある≪紫波総合高校≫に進学する
- 2017年:高校総体・えひめ国体 優勝
- 2017年:ジャパントラックカップ 優勝
早稲田大学時代
- 小学校4年生のときに進学先として決めていた早稲田大学に進学
- 自転車競技部に所属して練習を重ねる
- 2018年:福井国体 成年男子スプリント 優勝
- 2018年:インカレ 個人スプリント 優勝
- 2019年:全日本学生選手権 男子スプリント 準優勝
- 2020年:全日本学生トラック自転車競技大会 男子スプリント優勝
- 2020年:全日本大学自転車競技大会 男子スプリント優勝
- 2021年5月:早稲田大卒業に必要な単位を取り終え、日本競輪選手養成所に入所
- 2021年12月:日本競輪選手養成所の早期卒業の条件を満たし、卒業
- 2022年:元旦にプロデビュー
- 2022年3月:早稲田大学卒業
プロ転向後も全日本選手権や、世界大会で優勝を果たしてきた中野選手。
2024年5月には競技を始めたころから目標にしていた、パリ五輪への切符をつかみ取っています。
子供のころから、勉強以外は負けることが嫌いだったという中野選手。
その勝気も競技者としての成功に結び付いているのかもしれませんね!